アイト・ベン・ハドゥの集落



「アイト・ベン・ハドゥの集落」は、モロッコ中部のアトラス山脈山中、ワルザザートの街近郊にある集落遺跡で、ベルベル人が造った要塞型の村です。

1987年、世界遺産に登録されました。

「アイト・ベン・ハドゥの集落」の歴史

この地はかつて隊商都市として栄えていました。しかし部族間抗争や盗賊などの略奪から自分たちを守るため、ベルベル人はカスバ(砦、城砦という意味)という建造物を建て始めます。

アイト・ベン・ハドゥの集落はそうしたカスバのひとつで、有力部族であったハドゥ氏のものです。

「アイト・ベン・ハドゥの集落」の構造

photo credit: DSC_2069 via photopin (license)

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アイト・ベン・ハドゥの集落は、城塞に囲まれた居住地区となっています。建物は赤茶色の日干し煉瓦を使用して造られていますが、壁は非常に厚くなっており、夏季に40度を超える気候にあっても、室内を涼しく保てるようにできています。

外敵の侵入に備え、入口は1つしかありません。道は細く入り組んでおり、まるで迷路のような構造です。

頂上部には食糧庫があり、籠城への備えもできています。塔の壁には銃眼が設けられており、そこから敵を銃撃することができるようになっています。

 

ここは映画「アラビアのロレンス」や「グラディエーター」のロケ地にもなりました。ワルザザートには、「グラディエーター」のセットが保存されているそうですよ。

 

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