「アテネのアクロポリス」はギリシアのアテネにある世界遺産です。アクロポリスは、「高い丘の上の都市」を意味し、古代ギリシャを代表する都市国家。
「アテネのアクロポリス」主要スポット
パルテノン神殿
アクロポリスの中心に立ち、一番有名なのが、古代ギリシャ文明の栄光の象徴となっているパルテノン神殿。パルテノン神殿はドリス式建築の傑作と謳われています。オリンポスの神々を祀った神域であると同時に、敵の侵入を防ぐ要塞としての役割も果たしていました。
エレクティオン
パルテノン神殿と向かい合って建つエレクティオンは、アクロポリスの神殿群の中では最も新しく紀元前407年に完成。イオニア式の神殿の代表的遺跡といわれています。
アテナ・ニケ神殿
アテナ・ニケ神殿は、アクロポリスの入り口、プロピュライア(前門)の南にあります。勝利の女神ニケを祀る神殿は、紀元前424年に建築家カリクラテスによって建設され、幅5.4m、奥行き8.3mで、4本ずつの円柱を並べた柱廊を東西に持つイオニア式の小さな神殿です。
ディオニソスの劇場
ディオニソスの劇場は、アクロポリスの南側にあり、丘の斜面を利用してつくられたギリシャ最古の劇場です。建設当初は木造で造られていましたが、紀元前4世紀に大理石造りに改修されました。 劇場は、酒と演劇の神であるディオニソスの神域に造られているため、その名がつきました。
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