2018年バーレーンの首都マナーマで開催された第42回世界遺産委員会において、デンマークの「アーシヴィスイト=ニピサット : 氷と海の間のイヌイットの狩場」が世界文化遺産として登録されました。
アーシヴィスイト=ニピサット : 氷と海の間のイヌイットの狩場
西グリーンランド・ケカッタに位置する地域で、一帯には全長40kmにもおよぶ氷床が広がり、氷河地形であるフィヨルドも存在します。
この世界遺産にはイヌイットの狩猟場「アーシヴィスイト」やイヌイットの拠点「ニピサット島」などの7地域が含まれています。
北極圏の厳しい環境下にあるにもかかわらず、この地には紀元前2500年頃から始まったサカク文化、ドーセット文化、チューレ文化、さらには18世紀のデンマーク=ノルウェーによる植民地時代に至るまで、4200年にも渡る文化的景観を今に伝えています。
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西グリーンランド🇬🇱のAasivissuit – Nipisatには、4,000年以上も前の文明の痕跡が残っています。この地域の歴史と自然を保護するために、UNESCOの世界遺産に登録されることになりました🏛️https://t.co/qKKIWATeUG pic.twitter.com/8JET7U4lbP
— 駐日デンマーク大使館 (@DanishEmbTokyo) 2018年7月3日
Did you know Aasivissuit – Nipisat. Inuit Hunting Ground between Ice and Sea was recently inscribed on the #WorldHeritage List?
The site included winter houses, evidence of caribou hunting, & archaeological sites from Paleo-Inuit and Inuit cultures: https://t.co/6QAA2kwzFB pic.twitter.com/47ksshhtXU
— UNESCO (@UNESCO) 2018年8月4日