ウエストミンスター大寺院
ウエストミンスター宮殿、ウエストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会

国王の戴冠式やロイヤルウェディングの舞台ともなるウエストミンスター寺院は、11世紀に修道院として建てられ、幾度も改築を重ねて世界でも有数のゴシック建築の大伽藍になりました。

ローマ・カトリックのウエストミンスター大聖堂(カテドラル)に対し、こちらは英国国教会の格式ある僧院(アビー)です。

アビーの中のアビー「ウエストミンスター大寺院」

【世界遺産】ウエストミンスター大寺院

【世界遺産】ウエストミンスター大寺院ウエストミンスター大寺院(アビー)は、「アビーの中のアビー」 という意味をこめて、通常「ジ・アビー」 と呼ばれています。エドワード王によって 1065年に修道院として建立されました。 その後13世紀後半、ヘンリ3世がフランスの大聖堂を模して大改築を施し、王家ゆかりの聖堂としての地位を確立しました。現在の建物の基礎はこのとき築かれたものです。

床や壁に刻まれた墓碑銘は、科学者ニュートン、探検家リビングストン、音楽家ヘンデルや、詩人コーナーにはシェイクスピア、ワーズワーズ、バイロンら英国が誇る文豪の名前が並んでいます。

圧巻のステンドグラス

【世界遺産】ウエストミンスター大寺院ドイツ軍の爆撃から守るため、あらかじめ疎開させてあったという美しいステンドグラスは必見!

イギリス国王の戴冠式

ここで初めて国王の戴冠式が行われたのは、1066年。完成直後に没したエドワード王の次に王位に就いたウィリアム1世の時でした。以後、ほとんどの王がここで載冠式を行っています。載冠式でもっとも重要なのは、新国王の頭に聖油を注ぐ「塗油の儀式」。これによって、王はイギリス国教会の首長すなわち神の代理人となります。その後、4頭の黄金の獅子が支える載冠橋子に掛けた王は、大司教から冠を戴き、参列する王族や貴族から臣下の誓いを受けます。

近くに『ウェストミンスター大聖堂』という建物がありますが、別物なので注意して下さい!

ギャラリー

「ウエストミンスター大寺院」のデータ

   
国名 イギリス
世界遺産名ウエストミンスター宮殿、ウエストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会
名称ウエストミンスター大寺院

 

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